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言葉による心の外在化 / Self-counselingとChat GPT / MAL
心理カウンセリングにおける気づきが出てくるあの瞬間そのものがアートであり、ポートレート撮影と同じものであると、私は感じています。
4月10日


HSPである私が撮るポートレートは魔法のようだと言われる理由
自分自身を知り、理解することができたのは、人生をある程度生きた41歳の頃に臨床心理学を学び、その専門的知識と技術を日常に落とし込み、数年かけて自身の違和感を分析した結果によるものでした。
繊細で敏感な人(HSP)が楽になれる知識と技術は、繊細で敏感でない人にとってもポジティブ
2023年8月22日


向かい風の中で
この世界には常に、自分自身への向かい風が吹いていると思っています。
同じ場所に立ち続けるだけでも大変です。
「人生の途中で立ち止まってしまいました」
などと言うことがありますが、本当に立ち止まってしまうと、その場所に留まることはできず、向かい風の強い力で後退させられて
2023年8月15日


恋心と色気
この世で一番無粋なのはビニール傘で、
一番美しいのは女性の足首だとよくおっしゃっていたあの方が亡くなった。
85歳だった。
また、毎朝、珈琲を啜りながらPCを開くのが楽しみだともおっしゃっていた。
なぜなら、PCのパスワードがこれまでに好きになった女性の頭文字で構成した
2023年8月8日


爆発から生まれた太陽の塔は今もなお静かに世界を眺めている
私のアトリエには岡本太郎さんの太陽の塔の模型が置いてあるのですが、アトリエにいらっしゃる方々の殆どの人が「太陽の塔がお好きなのですか?」とおっしゃいます。
私が思うに、人類は1960〜1970年代である意味においてピークに達し完結していたのではないかと。
そしてそ...
2023年7月28日


自分の知っている世界を表現する
2012年に100歳で亡くなった映画監督 新藤兼人さんの「シナリオの構成」という本の中に、
「自分が知っている人のことしか描けない」
という言葉があります。
新藤監督は映画の中で、たくさんの登場人物を生き生きと描くのですが、
その際に、自分の知っている人を手がかりとし
2023年7月20日


『13歳からのアート思考』末永幸歩著 をご存じでしょうか?
『13歳からのアート思考』末永幸歩著 をご存じでしょうか?
このところ、書籍の世界では、「13歳からの・・・」や「〇〇思考」が花盛りですが、こちらの本、予想していた以上に面白い1冊でした。
ちなみにアート思考とは、
1 「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、
2
2023年7月13日


私が写真家ではなくフォトグラファーである理由
私が24歳の頃、当時商業フォトグラファーに弟子入りしようと一ヶ月くらいかけて10数名のフォトグラファーに会いに行ったことがあります。
写真学校もスタジオ経験もない私を直ぐに弟子として使うにはフォトグラファー側としてはメリットが少なく、当時は給料無しでの弟子入りも珍しくはありま
2023年7月6日


無駄ではない無駄
誰でも1日24時間しか持っていませんので、時間を有効に使おうとするとどうしても「無駄を省こう」という方向に考えがちです。
特に仕事においては、「どれだけ少ない時間でどれだけの価値を創出できるか」という効率的思考から逃れることはできませんね。
しかし、世間一般で言われている
2023年6月28日


MALの写真展「存在認知」が終了しました
こちらのブログでご案内した通り、6月10日〜15日、MALの「存在認知/STOROKE」展が【Atelier & Gallery一凛】(鎌倉)で開催。大盛況のうちに終了しましたことをご報告します。
作品に対する思いなど、それは私が語るべきところではないので触れませんが、ギャラリー
2023年6月21日


アートの街パリに感動
これは私がパリで写真展を行っていた1990年代のお話…
当時マレ地区に借りていた部屋の一部を暗室にしてモノクロプリントを行っていたのですが、自分のテイストを表現するためにどうしても女性が履く黒いストッキングが必要でした。
2023年6月7日


誇張と抑制
創作者であれば誰でも感じることだと思いますが、創作においては、誇張と抑制のバランスはとても重要です。
あるものを実際のサイズよりも大きく表現することで、その迫力、躍動感、圧倒感を増幅したり、
実際は存在するものをあ
2023年6月1日


倍音とエロス
ピアノで「ド」の音を一つ鳴らした時に、実際には、「ソ」や「1オクターブ上のド」など、別な音がかすかに鳴っています。
耳を澄まして集中して聴くと、誰でも聴くことができますので、ぜひ試してみてください。
倍音は、豊かな音色を生み出す上でとても重要な役割を果たします。
2023年5月10日


AIとFACE
AIがいとも簡単に名文を生み出すようになった時代に、これから価値を生むのは、「削る」という作業ではないかと思っています。
饒舌に語るのは難しいことではなくなりました。
2023年5月4日


苦悩のプロセス
もう数十年の間、私は「表出」に近いところで作品が撮れていないことに葛藤しています。
もちろんポートレートという仕事においては、これまでの人生経験そのものを落とし込めていて自分らしいパフォーマンスを発揮していますが、若い頃に撮っていたような素直に表出が乗ったも
2023年4月26日


サビのあたまを突く
「終わり良ければすべて良し」という言葉がありますが、
「始まり良ければすべて良し」ということもあります。
ボーカル曲のレコーディングの現場では、
「あたまを突いてください」
とエンジニアの人に指示することがよくあります。
この場合の「あたま」というのは、「歌い出し
2023年4月19日


随喜
ここ数年、仏教を学んでいます。随分、こころのありようが変わったと感じています。
いくつか私にとってキーワードとなるものがあるのですが、今回はその一つ、「随喜」についてご紹介させてください。
「随喜」とは、簡単にいうと、誰かが「善いことをした」とき、誰かに「善いことがあった」と
2023年4月12日


50代で初めてのピアス
50代半ばを過ぎて、初めてのピアスをあけてみました。
そこで私がまず感じたことは
「背筋がスッと伸びる感覚」
可能な限り人として紳士的でありたいと思いました。
フォトグラファーとして、以前はファッションや芸能というわりかし華やかなところで仕事をしていたこともあり、何故
2023年3月27日


蟻地獄
ブログやSNSを見ていると、ネガティブな発言ばかりしている人がたまにいます。
具合が悪い、調子が出ない、むかつく、イライラする・・・などというように発言のすべてがマイナス方向です。
このような人は、蟻地獄に落ちてしまったのと同じで、いつまでもマイナスの無限ループから抜け出
2023年3月22日


FACE ブログ記事
人間という動物は、とんでもない破壊力を持ったものを手にしたとき、
試したくなる生き物だと思うのです。
歴史が証明している通り、人はどこまでも善良であり、
またいとも簡単に冷酷な悪魔にもなる。
そして人間の想像力は、極悪悲惨なことに対しては、
いつも現実に及ばない気がします。
2023年3月15日
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