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私が写真家ではなくフォトグラファーである理由
私が24歳の頃、当時商業フォトグラファーに弟子入りしようと一ヶ月くらいかけて10数名のフォトグラファーに会いに行ったことがあります。
写真学校もスタジオ経験もない私を直ぐに弟子として使うにはフォトグラファー側としてはメリットが少なく、当時は給料無しでの弟子入りも珍しくはありま
2023年7月6日


アートの街パリに感動
これは私がパリで写真展を行っていた1990年代のお話…
当時マレ地区に借りていた部屋の一部を暗室にしてモノクロプリントを行っていたのですが、自分のテイストを表現するためにどうしても女性が履く黒いストッキングが必要でした。
2023年6月7日


MALの個展を鎌倉で開催します。6月10日(土)〜15日(木)
さて、そんな我々ですが、6月にMALの写真展を鎌倉で開催することになり、そこに珍しく3人が集結することとなりました。
https://ichirin-kamakura.com/news/230610
実はこのブログを書いている私は、鎌倉の長谷で小さなギャラリー『Atelier
2023年5月25日


50代で初めてのピアス
50代半ばを過ぎて、初めてのピアスをあけてみました。
そこで私がまず感じたことは
「背筋がスッと伸びる感覚」
可能な限り人として紳士的でありたいと思いました。
フォトグラファーとして、以前はファッションや芸能というわりかし華やかなところで仕事をしていたこともあり、何故
2023年3月27日


心が欲しがっているものとは / 学校でも社会でも教えてくれない大切なこと
人の心は「ストローク」が無いと生きていけない。
存在認知とも呼ばれるストロークの定義とは
「あなたがそこにいることを、わたしは知っている」
ストロークとは、言語・非言語を含め
2023年3月3日


不穏な今、だからこそ
米国科学者連盟(FAS)の推計によると2022年時点で世界におよそ1万2000発の核弾頭が存在するそうです。コロナ、戦争、地震と続く世界情勢の中で、「自分はいま、何をなすべきか」を日々考えます。
自分の非力さは十分承知している上で、いきつくところはいつも
2023年2月16日


人は誰でも孤独である
人は誰でも孤独である。
故に人は「孤独」と「さみしさ」の違い、その異なりを理解しなければいけない。
私は人生で学んだことを可能な限り自分の言葉でお伝えることを意識していますが、今回の場合はよりわかりやすくお伝えしたいこともあり、参考資料から下記に引用させていただきます。
2023年2月9日


家族写真
「家族とは社会の中での一番小さな集団組織である」
私はフォトグラファーとしての仕事において1対1で撮るポートレートをメインにしていますが、家族写真のご依頼を受けることも珍しくありません。
臨床心理学の実践経験とスキルがあるということも関係して、私にご依頼される家族写真には少し特
2023年1月19日


存在認知(ストローク) / ポートレートと心理学 / 丸本祐佐
人の心は「存在認知」が無いと生きていけない。
心理学で「ストローク」とも言われるその定義は
「あなたがそこにいることを、私は知っている」
それは人の心が生きていく上で最も欲しているもの。
多くの人は「存在認知/ストローク」を他者に求めていますが、しかしそれは他者のみに対してだけ
2022年11月30日


自由は不自由
ルールや決まり事があったほうが、自由に動けると思っています。
障害となるものをすべて取り払ってしまうと、逆に何もできなくなってしまいます。
たとえば、音楽には小節というものがあって、無限の時間が、ある一定の決められた長さによって区切られます。
その「時間に付けた目盛」の上で、
2022年11月23日


意図は見えなければ、見えないほどいい
我々がつくる「FACE」は、できるだけ、「画面に映る人」と「それを見る人」が直接会話をしているようなものになればいい、と考えている。
作り手が主人公にならないこと。我々の存在が感じられなければないほど、いい動画になっている、と思っている。すくなくとも私は。
でも、それこそ
2022年11月16日


写真家と著作家と作曲家、3人のコラボレーションから成る企業のブランディングとまだ知られざる物語... ポートフォリオ・シネマ FACE「恵藤計器/千葉県」PRIDE
ミニマルでありながらマキシマム。
それ故に表現として明確でありながらも余白を残すという静止的な世界観にあって、時を動かすのはその相反的距離とそこに添えられたひとつの音楽である。
2022年10月27日


痛みは自分の存在をより明確にし、それを過ぎれば、表現者としての感覚は更に鋭く敏感になる。
表現者として、ひとつのカテゴリーに身を置き数十年続けていると、そのカテゴリーにおいての成長のスピードが緩やかになったり、停滞する様な感覚に陥る時期があります。
ここで意識することは、そのカテゴリーの中だけで成長しようとするのではなく、自分の人生の全て、日々の大小含めた出来事をど
2022年10月6日


作用と反作用
何かを成し遂げようとしたり、前に進もうとする時には、
必ず何らかの「抵抗」に直面し、それを押しのける力が必要となります。
こちらが積極的に動こうとすればするほど、強い逆風を感じることになります。
「作用」には、それとは逆向きの力である「反作用」が必ず存在するからです。
生きて
2022年9月22日


無題
今頃になって、ふと、気づきました。
我々のつくる「FACE」という動画は、
大切な本を、1ページ、1ページ、ゆっくりめくるように進んでいく。
それがいいな、と。
我々の原点となった作品はこちらです。
https://youtu.be/FPtN2oF60Kc
ぜひ、ご覧ください
2022年9月15日


LiVE FREE DIE STRONG COMME des GARÇONS / SELF-PORTRAIT
「LiVE FREE DIE STRONG」
ここに書かれた言葉通り、年々と歳を重ねる度に強くそう思う。
若い頃は何となく感覚的にそう生きて来たけれど、現在ではそれをきちんと言葉で伝えることができる。
与えられた時間には限りがあり終わりがあるということ、つまり死を意識し、偽りの
2022年9月9日


矜持を持って小難しくありたい。
随分前のことですが、ある大手出版社の役員の方と喧嘩をしました。東京駅のど真ん中で「てめぇ、偉そうなこと言うな!」と怒鳴られました。あっ、電話越しで、です(笑)。
ことの発端は、私が構成・編集を担当していた書籍の装幀を決める段階で、意見が大きく分かれたのです。
私はその作品に対
2022年8月4日


リソースに基づく行動の繰り返しは、その本人を癒し、回復し、勇気を与え、成長する。それは持続可能なレジリエンスであり、人生を生きるための「スキル」である。
人は日々経験している。
その小さな経験、あるいはまとまった大きな経験を、どう捉え、学び、いかに財産として自分の中に残すことができるか。
生まれ持ち育んだ感性や想像力、積み上げてきた財産、それらに基づく「行動」の繰り返しが自己効力感を高め、レジリエンスを高めることに繋がり、それは自
2022年7月28日


スポットを当てたい人
月に1度、東京永田町にある日枝神社にお詣りをするようになって10年が過ぎました。
そのとき、いつも山王橋側からエスカレーターのお世話になり、社殿に向かうのですが、いつ行っても、そのエスカレーターがピカピカなことに密かに感動していました。屋根のエスカレーター(しかも、とっても長い)
2022年7月14日


あなた自身のポートレートが、Artという名の「時間」のなかで、あなたや家族、大切な人の側に「存在」する。/ Your own portrait "exists" beside you, your...
このところ、これまで選ばなかった静物を被写体とした作品の制作に取り掛かっていますが、30数年もシャッターを切ってきて、写真ってこんなにも難しいものなのかと頭を抱えています。
これまではずっと「人」を被写体としながら感性だけで撮り続け、そこに心理学を学び心理カウンセリングなどの実
2022年7月7日
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