物語 第一幕
- FACE
- 8月8日
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第一幕
Parisで個展を行っていた時代
身体が弱かった幼少期や、表現・表出を素直に行うことができずに自分を抑えていた子ども時代の未経験や未学習を取り戻し、更に社会の中でひとりで生きていくための自己効力感を習得するための時間であった。
第二幕
がむしゃらな商業フォトグラファーの時代
ここではコミュニケーションの基本と言われている「表出・表現・交渉」をビジネスの場で実践しながら学び、学びながら実践していた時代。
なかでも多くを占めていたものは、自分が持つ専門的知識と専門的技術と感性(これらを表現と呼ぶ/一部表出)を交渉でお金に換えるということ。
これはけっして成功したとは言えなかったかもしれないが、自分の心身の限界や気質を考えると、よくやれたと思う。
第三幕
カメラに全く触れなかった3年間
もう辞めたと考えていた時期ではあったが、その後復帰を果たし、現在掲げているコンセプトに辿り着けたこと、また現在のレベルのポートレートを撮れるということは、この時期の経験が大きく影響している。
故にこの苦しみの3年間は、ひとりの人として、またひとりのフォトグラファーとしての自分を飛躍的に成長させた時期であった。
第四幕
現在
「存在認知/ストローク」
あなたの欲しい答えは、その一枚のなかに在る。
この数年をかけて辿り着いたポートレート撮影におけるこのコンセプトは、もう既に多くの人には理解できないところまで来ているけれど、この先どうなっていくのか、今の私には知る由もない。
しかし継続することによって、晩年にもまた何か面白いことが起きるかもしれないと思えるのが、人生の面白いところでもある。
Photographer MAL / 丸本祐佐
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